いつ収まるかわからないコロナ禍、どのように工夫されて過ごされていますか。おてっとの利用者さんは高齢者や幼児のいる家庭が大半ですので、活動会員の皆さんとても神経を使って働いています。早い収束を願うばかりです。
<研修>
・11月 「急に倒れた時の応急処置」 講師 甲府健康友の会
心筋梗塞・糖尿病・路上で人が倒れていて心停止、呼吸停止などの場合の対応を学びました。他の項目として「災害時にできる簡単な応急処置法」で今回は地震災害時をテーマに骨折・やけど・出血、特にがれきなどの重いものに身体を2~3時間以上挟まれていた時のクラッシュ症候群について詳しく学びました。身体を2~3時間以上挟まれていた時はむやみに救出せずに、怪我の状態を調べると同時に救急隊に連絡し、指示を仰ぐ、また救出した場合は即座に医療機関に搬送することが重要である事を学びました。(圧迫時に血液に毒素が溜まり、圧迫されていた部分の血管が開いて毒素が全身に回り死に至る可能性があるとのこと)
・12月 事務所の大掃除
例年通り事務所の大掃除を定例会(敷島総文化合会館)後に移動し、実施しました。昨年ははじめて経験する新型コロナ禍で心配でしたので、安全を考慮して中止しましたが今年は3密を避けて実施。昼食は弁当を配り解散。二年ぶりの大掃除でしたので、凄くきれいになったように感じました。
・1月「終活に向けてのお金に関する知識」講師 金融広報アドバイザー 清水千草先生
高齢化社会の現状を知る・今後について考える・相続、何が変わったか?の3項目について、スライドを使い、軽妙なトークで分かり易く解説してもらい、楽しく学ばせていただきました。少子高齢化で人口が減少し、支えてくれるはずの若者が年々少なくなっていく中で、どう終活していくか、改めて学ぶ機会ができ良かったです。お金に関してどのように記録し、遺言していくか学べました。できれば終わりまでの5年あるいは10年、20年をどういうふうに生活を維持していくか、工夫が知りたいです。(終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。)
・2月DVD研修で「ユマニチュード」を鑑賞
ユマニチュードは認知症の方への介護技術です。以前も研修を重ねましたが、何回鑑賞しても新たな発見があり、中には涙する人もいます。
ユマニチュードの基本は
- 見る(心を込めて) 間近で目線を合わせて
- 話す 近づいてやさしく見つめる
- 触れる 目を見ながら、ゆっくり手のひらを広げて
- 立つ 一日に20分立てば、寝たきりにはならない
DVDでは以上の基本を元に、アルツハイマー型認知症の方がいる家庭で実証し、成果を上げていました。ただ、日本の生活習慣からかなり苦労をされた一幕もあり、周りの人の思いやりと努力が必要に思いました。
DVDは介護実習普及センター(℡ 055-254-8680)でどなたでも借りることができます。
ふーちゃん