市川さんの説明を聞くベッドから起き上がることを介助杖歩行の介助

3月26日(火) 山梨県立介護実習普及センター(福祉プラザ)において、「ベッドからの移動介助」について研修を行いました。

前回に引き続き、職員の市川さんから実技指導を受け、今回は4グループに分かれて、全員が“介助をする側”“介助される側”の両方を体験しました。

 おてっとの活動の対象となる“ある程度動ける人”を想定し、ベッドから起きて、トイレを済ませてから車いすで散歩に出かけるという設定です。

体を起こす時は、腕を体の上で組んで膝を立ててもらい、「おへその方を見て下さい」と声をかける。立ち上がる時には、おじぎをしてお尻をあげてもらう。ポータブルトイレに座る時には、前かがみでゆっくり座れるように、肩と脇を支えて声かけをする。前に椅子を置いて手をついてもらうと前傾姿勢になりやすい。万が一体勢を崩してもすぐに支えられるように介助者の立ち位置を意識する。など介助のポイントをいろいろと教わりました。

 またベッド上で、体をヘッドボードの方向へ移動する方法も実習しましたが、腕の差し込み方などのコツを教わっても、実際にはなかなか同じようにはいきません。市川さんに介助してもらうと、驚くほど気持ち良く体が動き、適切な方法による介助は、それを受ける側がいかに楽であるかを実感しました。介助技術を習得する目的は、介助者の身体的負担を減らすためでもありますが、何よりも大切なのは、介助を受ける人に安心感を持ってもらえる安全な介助を行うことなのだと身をもって教えられました。

 最後に、活動の中で実際に利用者さんの歩行介助に不安を感じているという事例が出され、杖・歩行器・シルバーカーの紹介も含めていろいろアドバイスを頂きました。