6月の研修は、昨年に引き続き山梨県赤十字奉仕団指導講師の中三千代さんと2名の団員の方から、「救急法」(AEDの使い方と人工呼吸法)を学びました。
印象に残った事をいくつか紹介します。
◆AEDはメーカーによって種類が違う すでにAEDの講習を受けて知っているつもりでも、スイッチの入れ方、流れるメッセージなどはメーカーによって違います。知っているからと思い込まず、まず素直に機械のメッセージを聞いて従う事が大事です。
◆「誰か来てください!」では助けに来てもらえない。
救急車が来るまで、ひとりで対応するのは無理です。助けを呼ぶ際には、目と目を合わせて「すみません!AEDを探してください」、あるいは名前を呼んで「救急車を呼んでちょうだい」と伝えましょう。自分に頼まれていると分かれば、協力してもらえます。
◆AEDが必要なのかわからないと迷っていると遅い。
わからなければまず使いましょう。必要なメッセージが流れるのでそれに従えば大丈夫です。
自分の行動範囲内にAEDが設置されている場所を把握しておきましょう。
◆救命は連鎖
救急隊が到着したら、正確な情報を伝えられるよう、電気ショックの回数、人工呼吸や止血の時間などメモしておきましょう。そうすれば次の人は、プラスの上乗せの手当を迅速に行う事が出来ます。
◆あわてないで急ぐ
これは難しい事です。倒れている人を発見した時に、冷静に手順をおろそかにしないで、的確に対応するために、常日頃から意識を持って生活し、繰り返し研修していく必要を実感しました。
(れーあ)
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