今回は毎年、お願いしている山梨県立大学人間福祉学部の大塚ゆかり先生から
「こころの健康をともに考えよう」というテーマでお話を伺いました。
最初に先生から「今日はどういう気分ですか?」という質問があり2~3人で
1人30秒ずつその日の気分を聞き合いました。
イライラした気分のまま訪問しないように、今の自分の気持ちを知って、支援者が自分自身をコントロールしていく事が大切です。気分を変え落ち着くために深呼吸・お茶を飲むなど自分なりの工夫をすることが大切であると学びました。
また、ゆっくり話を聞く練習もしました。
相手の話を聞く時のルールとして
・私はあなたの話を聞きますよという姿勢を示す
・批判しない
・アドバイスをしない(“私はこうしてきたよ”と情報として提供し、相手に選択権を与える)
・秘密を守る
などを頭において、5分間ずつ交代で聞き役に徹する体験をしましたが、5分間聞き続ける事は思いのほか難しく、つい口を挟みたくなりました。
それぞれ自分のくせに気づく機会となったので、これからも仲間同士でスキルを高め合っていきたいと思います。