春らしい暖かさがやってきました。花粉と一緒に。雨の降る日が多いような気もしますので、助かってはいますが。桜の蕾がはちきれそうになっているのを見かけますのでもうすぐお花見もできそうですね。
 おてっとでは気の早い理事長が定期総会は毎年5月第3土曜日で今年は18日です。お忘れなく,カレンダーに丸印をと呼び掛けています。
 研修は先月に続き「ポジショニング」で、今回は「車いす上でのポジショニングについて」学びました。講師は福祉プラザ介護実習普及センターの上杉佐和子さんと大橋由佳さんです。
最近通院介助で車いすを使用する機会も増えました。以前から介護実習普及センターの協力をいただき、車いすへの移乗と走行の技術向上にはかなりの時間数かけてきましたが、走行中や待機中の姿勢について、具体的に研修するのは初めてです。
① 車いすに乗っている時の姿勢が悪いとどのような影響がでるのか?
・お尻が前に出て滑ってしまう → 手のパフォーマンスが上がらず、活動しにくい。
 ・すわり心地が悪い → 言葉に発するほどでもない“不快”が生まれる。
 ・お尻が痛いな → 体(特に肩や腕、背中、首)に余計な力が入る。
② 車いすに乗っている方の姿勢を見る時のポイント
 ・頭、へそ、足のすきまを結んだ線がまっすぐか?
 ・肩を結んだ線が床面と平行か?
 ・骨盤の高さが一緒か?
 ・骨盤が後ろに傾き、臀部が前に滑り出していないか?
以上のようなことをチェックしますが、この場合の「良肢位」とは一般的な良い姿勢ではなく、その人にとってより良い姿勢で、日常生活に及ぼす影響が比較的少ない四肢の状態のこと。(無理に姿勢を直したりしない)
(出展:公益財団法人テクノエイド協会「高齢者のための車いすフィッティングマニュアル」参考)
 講義を受けた後、前回と同様にグループ分けし、代わるがわる車いすに乗って不良な姿勢を取り、クッションやバスタオルを当てて、良好な姿勢を保つための実習をしました。
③ 当て方のポイント
 ・高さ。
 ・“点”でなく“面”で下から支える。
 ・体が既に硬く動きにくい部分(関節拘縮等)は無理して動かそうとしない。
 クッションなどを隙間なく入れることで、楽になる事を実感しました。
利用者さんが、短時間だからと我慢や遠慮をしないように声かけを心がけ、ポジショニングを実施することで安心して楽に乗っていただくことが出来ます。
車いすを使うことが予想される場合は、クッションやバスタオルなどを持参するか、利用者さんに持ってきてもらうようにすると良いと思いました。

(ふーちゃん)