台風15号が東京湾を北上し関東を直撃、千葉県では広範囲で停電発生、13号は沖縄地方を、8月には九州地方でも豪雨が続き、ここ数年地震を含めて同じような自然災害が多発しています。何時どこで同じような災害が発生するかわかりません。経験しないと実感がわかずに見ているだけになりがちです。お互いに災害時の準備はしておきましょう。

 

心の健康についての講義を聞く様子 7月の研修は「心の健康 ― 利用者さんに安心してもらえるサポートのために ―」

講師は認定カウンセラー 川辺修作先生 です。川辺先生は5月開催の定期総会でアトラクションに落語を好演の「墨亭河童」さんです。

「利用者さん・おてっとメンバー・観察者(2人)」の4人グループで利用者さんと食事の味のクレームのやり取りを再現するロールプレイを行い、気付いたことをグループで話し合い発表しました。先生よりアドバイスを受けたのち、再度役割分担を替えてロールプレイし、感じたことを発表しました。ロールプレイを通して、先入観にとらわれない事や取り組む姿勢が重要な事も分かりました。

その後、「コミュニケーションの基本」というテーマで、小林純一著『創造的に生きる』を引用しながら聞くことの困難について講義をしてくださいました。人の話を聞いて理解しようとする態度に欠ける。(「聞く耳」を持てない)、聞こうとする意志や気持ちがあっても表面的な言葉とか内容にとらわれて相手の心や言いたいことが分からないことが聞くことを困難にしています。

・相手の話を聞いているとき、その話の内容全体を通して何を自分に話しかけているのかに耳を傾けない

・聴く人が話す人の問題を解決しようとする気持ちで満たされている。自分が答えを出し解決しなければと、回答を出そうとする。

・話を聞きながら、その人の内面の世界または感情の世界を見ることが困難である。

これらを解決する一歩として「無理をしない」「相手を受け入れる努力をする」ことが大切です。

人と向き合う仕事においてわかり合うことはとても難しく、対人関係のストレスが多くありますが、心の健康を保つための一つの方法として日記を書くことをすすめてくださいました。その日の出来事と、その時の気持ちを記録し、後日もう一人の自分の気持ちを書いて振り返ってみる。それによって出来事を別の視点で考えられ、気付きと工夫が出てくるというアドバイスが心に残りました。

今回も聞くこと(傾聴)の難しさを感じましたが、おてっとの活動に活かし、より良い支援につなげていけたらと思います

 

口腔ケアの講義を聞く様子 8月の研修は「口腔ケアの重要性について」 講師は共立歯科センター 歯科衛生士 堀内敬子さんです。

おてっとの支援活動を考慮して、高齢者の介護者としての活動に役立つようプログラムを組んで、講演してくださいました。

主な内容は

・口腔ケアと全身の健康

口腔衛生状態の不良(歯周病など)で細菌の供給源になる

口の状況からみた口腔ケアの必要性

・口腔ケアとは?

目的、意義、口腔ケアの分類

・高齢者の口腔の特徴

・誤嚥性肺炎の予防と治療

要介護高齢者の直接死因は肺炎が最も多く33%

・義歯(入れ歯)

見分け方、着脱、歯垢、汚れ、清掃法、清掃用具

・口腔ケアの具体的な流れやいろいろなブラシの使い分けなど

身近な項目でもなかなか勉強する機会がなかったのですが、支援活動に役に立つ内容でした。座学が中心でしたので、自分自身の口腔ケアのためにも、次回は実践的なブラシやケアグッズの使い方を研修し、一層の技術向上に役立てたいと思います。

おてっと通信季刊誌「きらめき 27号」を発行しました。是非、お読みください。

(ふーちゃん)